GNHとは(2) GNH委員会長官が語る国民総幸福 What is GNH? (2) Words from the Secretary of GNHC
(I will write English later)
前回の記事で、関西の企業からの訪問団に向けて行ったGNH(国民総幸福)についてのプレゼンを紹介しました。
貧富の格差が拡大するブータンの実態に、「GNHは破綻しているな」と感想を述べた団長。
果たして、本当にGNHは破綻しているのでしょうか。そんな疑問を抱きながら、次の日にGNH委員会の長官と、そして首相とお会いしました。
まずお会いしたのはGNH委員会の長官。
10分ほど遅れて来たことを謝罪し、「遅れてしまった分、何分でも皆様の質問にお答えできればと思います」とスタートした長官。
ブータン人は遅れても気にしない人がほとんどなのですが、長官は違います。そんなところに彼の誠実な人柄が表れます。

以下、彼の話を翻訳してみます。
「(団長の挨拶を受けて)日本経済が停滞し、震災も重なって国としての方向性を見失っているためにブータンにそれを学びに来たと仰いましたが、ブータンに興味を持っていただけて嬉しいと同時に、圧倒される部分もあります。ブータンのような小国の経験で良ければ、共有させて頂きます。」
「ブータンではどんな活動も、『幸福な生活』『幸福な未来』という共通の目標に向かうべきだと考えています。政府であれ、民間企業であれ、NGOであれ、農業であれ、それは変わりません。」
「仏教では諸行無常を信じていますが、そんな中でも変えるべきではない価値観があると思っています。それは、他者への思いやり、愛、年上への敬意、子どもを大切にする気持ちなどです。これらは、世代を越えて伝えるべき価値観です。GNHは、それを社会全体で守って行こうとする取り組みです。」
「皆さんは民間企業からお越しですが、これからの経営は、企業理念や社是が国もしくは社会の価値観と一致している必要があると思います。それが、長期的な競争力の強化に繋がっていくのではないでしょうか。」
「GNHに民間企業が果たせる役割は大きいと思います。物質的な豊かさを提供することについて、ビジネスは十分すぎるほどの役割を果たしてきましたが、GNHが重視する精神的な豊かさについては、まだまだその貢献は大きくありません。逆にそれがビジネスチャンスを生み出していると言えます。Facebookがこれだけ世界的に流行したのは、『友人や家族との交流』という、人々が根本的に求めていることに価値を提供したからです。普段しょっちゅうは会えない大切な人との交流をより円滑にし、絆を深めたと言えます。そう言ったビジネスチャンスは、まだまだ存在しているはずです。」
「(GNHの4つの柱や、9つの分野で重視している分野は?という質問に)
ブータンが一番弱いのは経済です。人口が70万人と非常に少ないので、規模の経済が働きません。それを克服するようなテクノロジーや専門的な人材もありません。教育、保健、環境などGNHの他の分野ではブータンはうまくやっていると思いますが、経済は弱く、日本などから学ぶ必要があります。」
「一方で近代化は新たな問題を生んでいます。特に都市部ではストレスが増え、コミュニティの繋がりは弱まっています。都市化に伴って治安も悪化しています。一つ希望があるとすれば、ブータンでは近代化は始まったばかりなので、まだ修正が効くということです。政府として問題は認識し、取り組みを行っています。それが成功するかどうかは、時間が明らかにするでしょう。」
「(ブータンの国民がGNHという国是のもとに団結できているのはなぜか?日本では、国民を一つにするような価値観はない、という質問に)
それには二つの理由があると思います。
一つ目は、ブータンには第4代国王という素晴らしいリーダーシップがあったことです。第4代国王は、その価値観を自らの言葉、行動で体現する存在として、国民から厚い信頼がありました。そんなロールモデルから発せられたGNHは、強いインパクトがあったのです。
二つ目には、GNHというコンセプト自体が持つ力があります。『幸せ』は人々が自然に求めていたことだったので、すんなりと共感を呼びました。国王が国民ひとりひとりに『幸せ』の大切さについて説得して回る必要はなかったのです。
これら二つの要素がうまく合わさって、GNHは人々の心に根付いたんだと思います。」
「(国王の訪日がなぜあれほど成功したと思うか?という質問に)
私自身、国王訪問のすぐ後に日本を訪れたので、ブータンへの強い関心は肌身で感じました。
国王訪日の成功には、いくつかの理由が挙げられると思います。
まず、そもそも日本とブータンがお互いに抱く特別な親近感があります。ブータン人にとっては、ダショー西岡をはじめとして多くの日本人がこれまでブータンの発展に貢献してきてくれたことに感謝しています。日本人にとっても、ブータンの田園風景や、着物などの伝統文化、礼儀作法などが昔の日本を想起させるということを良く耳にします。顔もお互い良く似ていますよね。
次に、第5代国王自身の人柄があります。
彼はその言葉を心から発し、その言葉の通りに生きています。その真摯で謙遜に満ちた言葉は、どんな人の心にも響く力を持っています。
彼は社交辞令ではなく、本気で敬意を示します。例えばブータンで地方を訪問する際にも、出会うおばあちゃんを前に、まるで自分の親に対するような労りの姿勢を見せます。そう言った真っ直ぐな姿勢が、日本でも受け入れられたのだと思います。
また、震災の後にブータンが日本に感じた気持ちの強さも関係していると思います。
震災後すぐに、ブータンでは自発的に義援金を集める行動が起きました。小学生の子どもですら、寄付を集めたのです。日本の皆さんが感じる痛みを、ブータン人も共有したのです。
国王は鎮魂のために被災地を訪れましたが、日本人の復興に対する心の強さを真摯に信じています。
悲劇の後でもお店に強盗などに走ることもなく、毅然とした対応を示した日本の皆さんに、私も個人的に感動しました。
これらの理由で国王の訪問が日本の皆様に受け入れられたのだと思います。国王自身も、皆様からの温かい歓迎に幸せだったと聞いています。」
ちなみに、王妃がユニクロでヒートテックを買ったのを見て、長官も東京のユニクロでヒートテックを買ったそうです(笑)

「(国としての人材育成に関して、各層のリーダーがどう育っているのか、また、今後どう育てていくのか。そして、国民自身の意識はどうなっているのか、という質問に対して)
難しい質問ですね。人材育成に関して、簡単な答えはありません。
普遍的な理論としては、教育に投資することだと思います。質のいい教育を、皆に提供する。
ブータンの現在の教育制度は、将来の就職のためのスキルに少し寄りすぎている面があります。しかし、本来GNHの社会は、一人一人が生涯学び続ける姿勢を持つ社会であるべきです。
そのために、『GNHのための教育』を導入しようとしています。
先ほど述べたような、他者への思いやり、愛、年上への敬意などの価値観を伝えるために、これまではそれらの価値観を文字通り説明するだけの教育でした。
しかしこれからは、以下のような教育を考えています。
①教師自身がロールモデルとなり、価値観を行動で示せるようになること。
②全ての教科でGNHの考え方をとり入れた教え方を実践する。例えば算数では、3人のうち、1人がりんごを2個持っていて、もう1人が1個、最後の1人が0個の場合、みんなで分け合うと各自1個になる、というような問題で、GNHの価値観を自然に植え付けます。
③瞑想を学校で導入し、1日に1~2回必ずやるようにしています。これは仏教や宗教のためではなく、心や脳の健康のためです。瞑想を実践することで、感情をすぐに行動に移すのではなく、冷静な思考のプロセスから知識を生むことができます。瞑想は体の健康にも人間関係にも良い効果が出ることが、科学的にも証明されています。
これらの実践により、例えばエンジニアを育てるにしても『思いやりを持ったエンジニア』が育成できれば、消費者に優しいデザインが生まれると期待しています。
人々自身の学びの姿勢については、生涯学び続ける姿勢が大切です。これは、継続した学びを通じて悟りに至ることができるという仏教の哲学に通じるものです。
『優秀なリーダー』についての質問がありましたが、リーダーシップは特定のリーダーだけが持つものではなく、国民全てが持つべきものだと思っています。仕事で一生懸命頑張ること、周囲の人を助け、その能力を引き出すこと、そういうリーダーシップを1人1人が持つことを、国として目指しています。」
「(日本からの観光客開拓についてどのような展開を考えているか、という質問に)
High Value(高付加価値)、Low Volume/Low Impact(人数を絞り、環境などへの負荷が少ない)が観光政策の目指すところです。
観光政策にはまだまだ課題がありますが、一つの取り組みとして、「接続を良くする」ことを考えています。例えば、羽田からバンコク経由での接続の利便性を向上させたり、シンガポールからの直行便を始める取り組みがあります。また、国内線も現在、中央部と東部に空港が出来ましたが、南部にも設置する予定です。
ホテルについてはまだまだ充実させる必要があると考えています。
季節変動をできるだけ失くし、1年を通じて来てもらい、また目的地もブータンの色んな地域を訪れてもらうことを目標としています。
現在の5ヵ年計画が始まった2008年の観光客は25,000人でしたが、今年は目標65,000人、来年は100,000人と伸ばして行きたいと思っています。
日本人観光客の姿勢は環境負荷が少なく、GNHの価値観と一致するので、是非とも訪問客を増やしたいと思っています。ブータンの観光のテーマとしては「ウェルネス」「大自然」「伝統文化」があります。ただ、まだまだ色々な施設が貧弱なので、投資家にも働きかけていきたいと思っています。」

長官とのミーティングは、予定の1時間を大きく超えて行われました。
「経済」が弱いことを謙虚に認め、「都市化」が引き起こしている問題を認識しつつ、それでもGNHが守るべき根本的な価値観を追求することを諦めない長官の姿勢。
国民一人一人がリーダーシップを発揮することを目指す教育。
自分の言葉で明確に語られるビジョンに、日本からの訪問団の皆さんも関心していました。
彼のようなリーダーを上司に持てて、僕は本当に幸せです。
長官がブータン政府の実質的なナンバー2だとすると、政府のトップは首相です。
長官とのミーティングのすぐ後に、私達は首相官邸に向かいました。
日本人を鼓舞し、感動させた首相の言葉とは?それはまた次回に。
(コメントはFacebookでも歓迎です!)
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2012/02/05(日) 18:40:00
ブータンGNH (Bhutan GNH)
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前回の記事で、関西の企業からの訪問団に向けて行ったGNH(国民総幸福)についてのプレゼンを紹介しました。
貧富の格差が拡大するブータンの実態に、「GNHは破綻しているな」と感想を述べた団長。
果たして、本当にGNHは破綻しているのでしょうか。そんな疑問を抱きながら、次の日にGNH委員会の長官と、そして首相とお会いしました。
まずお会いしたのはGNH委員会の長官。
10分ほど遅れて来たことを謝罪し、「遅れてしまった分、何分でも皆様の質問にお答えできればと思います」とスタートした長官。
ブータン人は遅れても気にしない人がほとんどなのですが、長官は違います。そんなところに彼の誠実な人柄が表れます。

以下、彼の話を翻訳してみます。
「(団長の挨拶を受けて)日本経済が停滞し、震災も重なって国としての方向性を見失っているためにブータンにそれを学びに来たと仰いましたが、ブータンに興味を持っていただけて嬉しいと同時に、圧倒される部分もあります。ブータンのような小国の経験で良ければ、共有させて頂きます。」
「ブータンではどんな活動も、『幸福な生活』『幸福な未来』という共通の目標に向かうべきだと考えています。政府であれ、民間企業であれ、NGOであれ、農業であれ、それは変わりません。」
「仏教では諸行無常を信じていますが、そんな中でも変えるべきではない価値観があると思っています。それは、他者への思いやり、愛、年上への敬意、子どもを大切にする気持ちなどです。これらは、世代を越えて伝えるべき価値観です。GNHは、それを社会全体で守って行こうとする取り組みです。」
「皆さんは民間企業からお越しですが、これからの経営は、企業理念や社是が国もしくは社会の価値観と一致している必要があると思います。それが、長期的な競争力の強化に繋がっていくのではないでしょうか。」
「GNHに民間企業が果たせる役割は大きいと思います。物質的な豊かさを提供することについて、ビジネスは十分すぎるほどの役割を果たしてきましたが、GNHが重視する精神的な豊かさについては、まだまだその貢献は大きくありません。逆にそれがビジネスチャンスを生み出していると言えます。Facebookがこれだけ世界的に流行したのは、『友人や家族との交流』という、人々が根本的に求めていることに価値を提供したからです。普段しょっちゅうは会えない大切な人との交流をより円滑にし、絆を深めたと言えます。そう言ったビジネスチャンスは、まだまだ存在しているはずです。」
「(GNHの4つの柱や、9つの分野で重視している分野は?という質問に)
ブータンが一番弱いのは経済です。人口が70万人と非常に少ないので、規模の経済が働きません。それを克服するようなテクノロジーや専門的な人材もありません。教育、保健、環境などGNHの他の分野ではブータンはうまくやっていると思いますが、経済は弱く、日本などから学ぶ必要があります。」
「一方で近代化は新たな問題を生んでいます。特に都市部ではストレスが増え、コミュニティの繋がりは弱まっています。都市化に伴って治安も悪化しています。一つ希望があるとすれば、ブータンでは近代化は始まったばかりなので、まだ修正が効くということです。政府として問題は認識し、取り組みを行っています。それが成功するかどうかは、時間が明らかにするでしょう。」
「(ブータンの国民がGNHという国是のもとに団結できているのはなぜか?日本では、国民を一つにするような価値観はない、という質問に)
それには二つの理由があると思います。
一つ目は、ブータンには第4代国王という素晴らしいリーダーシップがあったことです。第4代国王は、その価値観を自らの言葉、行動で体現する存在として、国民から厚い信頼がありました。そんなロールモデルから発せられたGNHは、強いインパクトがあったのです。
二つ目には、GNHというコンセプト自体が持つ力があります。『幸せ』は人々が自然に求めていたことだったので、すんなりと共感を呼びました。国王が国民ひとりひとりに『幸せ』の大切さについて説得して回る必要はなかったのです。
これら二つの要素がうまく合わさって、GNHは人々の心に根付いたんだと思います。」
「(国王の訪日がなぜあれほど成功したと思うか?という質問に)
私自身、国王訪問のすぐ後に日本を訪れたので、ブータンへの強い関心は肌身で感じました。
国王訪日の成功には、いくつかの理由が挙げられると思います。
まず、そもそも日本とブータンがお互いに抱く特別な親近感があります。ブータン人にとっては、ダショー西岡をはじめとして多くの日本人がこれまでブータンの発展に貢献してきてくれたことに感謝しています。日本人にとっても、ブータンの田園風景や、着物などの伝統文化、礼儀作法などが昔の日本を想起させるということを良く耳にします。顔もお互い良く似ていますよね。
次に、第5代国王自身の人柄があります。
彼はその言葉を心から発し、その言葉の通りに生きています。その真摯で謙遜に満ちた言葉は、どんな人の心にも響く力を持っています。
彼は社交辞令ではなく、本気で敬意を示します。例えばブータンで地方を訪問する際にも、出会うおばあちゃんを前に、まるで自分の親に対するような労りの姿勢を見せます。そう言った真っ直ぐな姿勢が、日本でも受け入れられたのだと思います。
また、震災の後にブータンが日本に感じた気持ちの強さも関係していると思います。
震災後すぐに、ブータンでは自発的に義援金を集める行動が起きました。小学生の子どもですら、寄付を集めたのです。日本の皆さんが感じる痛みを、ブータン人も共有したのです。
国王は鎮魂のために被災地を訪れましたが、日本人の復興に対する心の強さを真摯に信じています。
悲劇の後でもお店に強盗などに走ることもなく、毅然とした対応を示した日本の皆さんに、私も個人的に感動しました。
これらの理由で国王の訪問が日本の皆様に受け入れられたのだと思います。国王自身も、皆様からの温かい歓迎に幸せだったと聞いています。」
ちなみに、王妃がユニクロでヒートテックを買ったのを見て、長官も東京のユニクロでヒートテックを買ったそうです(笑)

「(国としての人材育成に関して、各層のリーダーがどう育っているのか、また、今後どう育てていくのか。そして、国民自身の意識はどうなっているのか、という質問に対して)
難しい質問ですね。人材育成に関して、簡単な答えはありません。
普遍的な理論としては、教育に投資することだと思います。質のいい教育を、皆に提供する。
ブータンの現在の教育制度は、将来の就職のためのスキルに少し寄りすぎている面があります。しかし、本来GNHの社会は、一人一人が生涯学び続ける姿勢を持つ社会であるべきです。
そのために、『GNHのための教育』を導入しようとしています。
先ほど述べたような、他者への思いやり、愛、年上への敬意などの価値観を伝えるために、これまではそれらの価値観を文字通り説明するだけの教育でした。
しかしこれからは、以下のような教育を考えています。
①教師自身がロールモデルとなり、価値観を行動で示せるようになること。
②全ての教科でGNHの考え方をとり入れた教え方を実践する。例えば算数では、3人のうち、1人がりんごを2個持っていて、もう1人が1個、最後の1人が0個の場合、みんなで分け合うと各自1個になる、というような問題で、GNHの価値観を自然に植え付けます。
③瞑想を学校で導入し、1日に1~2回必ずやるようにしています。これは仏教や宗教のためではなく、心や脳の健康のためです。瞑想を実践することで、感情をすぐに行動に移すのではなく、冷静な思考のプロセスから知識を生むことができます。瞑想は体の健康にも人間関係にも良い効果が出ることが、科学的にも証明されています。
これらの実践により、例えばエンジニアを育てるにしても『思いやりを持ったエンジニア』が育成できれば、消費者に優しいデザインが生まれると期待しています。
人々自身の学びの姿勢については、生涯学び続ける姿勢が大切です。これは、継続した学びを通じて悟りに至ることができるという仏教の哲学に通じるものです。
『優秀なリーダー』についての質問がありましたが、リーダーシップは特定のリーダーだけが持つものではなく、国民全てが持つべきものだと思っています。仕事で一生懸命頑張ること、周囲の人を助け、その能力を引き出すこと、そういうリーダーシップを1人1人が持つことを、国として目指しています。」
「(日本からの観光客開拓についてどのような展開を考えているか、という質問に)
High Value(高付加価値)、Low Volume/Low Impact(人数を絞り、環境などへの負荷が少ない)が観光政策の目指すところです。
観光政策にはまだまだ課題がありますが、一つの取り組みとして、「接続を良くする」ことを考えています。例えば、羽田からバンコク経由での接続の利便性を向上させたり、シンガポールからの直行便を始める取り組みがあります。また、国内線も現在、中央部と東部に空港が出来ましたが、南部にも設置する予定です。
ホテルについてはまだまだ充実させる必要があると考えています。
季節変動をできるだけ失くし、1年を通じて来てもらい、また目的地もブータンの色んな地域を訪れてもらうことを目標としています。
現在の5ヵ年計画が始まった2008年の観光客は25,000人でしたが、今年は目標65,000人、来年は100,000人と伸ばして行きたいと思っています。
日本人観光客の姿勢は環境負荷が少なく、GNHの価値観と一致するので、是非とも訪問客を増やしたいと思っています。ブータンの観光のテーマとしては「ウェルネス」「大自然」「伝統文化」があります。ただ、まだまだ色々な施設が貧弱なので、投資家にも働きかけていきたいと思っています。」

長官とのミーティングは、予定の1時間を大きく超えて行われました。
「経済」が弱いことを謙虚に認め、「都市化」が引き起こしている問題を認識しつつ、それでもGNHが守るべき根本的な価値観を追求することを諦めない長官の姿勢。
国民一人一人がリーダーシップを発揮することを目指す教育。
自分の言葉で明確に語られるビジョンに、日本からの訪問団の皆さんも関心していました。
彼のようなリーダーを上司に持てて、僕は本当に幸せです。
長官がブータン政府の実質的なナンバー2だとすると、政府のトップは首相です。
長官とのミーティングのすぐ後に、私達は首相官邸に向かいました。
日本人を鼓舞し、感動させた首相の言葉とは?それはまた次回に。
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- 2012/02/27(月) 05:47:39 |
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Re: タイトルなし
みどりちゃん
コメントありがとう!
久しぶりに連絡もらえて嬉しかったです。色々と書きたいけれど、ここで書くのも何なので、良かったらメールください。
首相のお話、ようやくアップできたよ!(笑)
たかお
コメントありがとう!
久しぶりに連絡もらえて嬉しかったです。色々と書きたいけれど、ここで書くのも何なので、良かったらメールください。
首相のお話、ようやくアップできたよ!(笑)
たかお
- 2012/02/28(火) 14:12:49 |
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